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それぞれの”今”の先に、【いわき総合】

12月21日(土)、22日(日)、本校演劇演習室にて行った
演劇部自主公演『青い、』、無事に終了いたしました!

10月末に地区コンクールを終え、3年生を中心に、経験したことのない自主公演に向けて準備を進めてきました。

演劇部の作品は、部員一人一人が今考えていることを言葉にします。
だから、10月末に感じていた感情と、今とではまた違うんです。
生徒たちは、そんな”今”を大切に、日々作品をブラッシュアップしてきました。
そうしてギリギリまで粘り、創りつづけた作品をいよいよ上演。

まずは、普段の演習室から劇場へと。
初めてのことだらけでしたが、皆で試行錯誤しながら進めます。

劇場全体を黒くしたいね!ということで、黒いシートを敷きます。
客席も丁寧にセッティング。舞台と客席の距離が近い!
力仕事も皆で協力すればあっという間です。いつも駆けつけてくれる男子たち。ありがとう。
劇場入り口には大きなアーケードを。さまざまな工具を使いこなす舞台班たち。
”ここ”だからできる舞台づくり。雨をモチーフに素敵な劇場空間を創り上げます。
入口はこちら。この『DRAMA CLUB』は、18期生の生徒が作ったものです!後輩たちも大事にしています。

今回の自主公演を行うにあたり、実は16期生の卒業生が協力してくれました。
なるべく多くのお客さんが座れる客席を作りたいと思い、相談をしたところ、”図面、作りましょうか?”と言ってくれたのです。
仕事の合間の時間を使って、後輩たちのために、図面を書いてくれました。
おかげでスムーズに会場作成ができました。

いよいよ本番。
風邪も流行っていて、本番に参加できなかった生徒もいました。
しかし、その人たちの思いも背負って、なんとかみんなでフォローをして、上演することができました。

全員で、本番前の最終ミーティングです。
いつもの場所、いつもの部活の時間をお客さんたちと共有します。
最後のカーテンコール。全ての方に感謝を込めて。
今回で引退の3年生たち。ここまで後輩たちを引っ張ってきてくれて、本当にありがとう。
終演後の部長あいさつ。部長として初めての舞台でしたね。

翌日は皆で片付け。
片付けまでが自主公演ですね。

この舞台とももうお別れです。
一つ一つを丁寧に。そして楽しく作業をします。

ここまで作品づくりを行ってきて、意見がぶつかることや、立ち止まってしまうこともたくさんありました。
でも、あきらめずにここまで続けてこられたのは、良い作品を創りたいという思いはもちろんですが、この作品と向き合うことが、自分や相手のこれからに繋がるはず、という思いがあったからなのではないかなと思っています。
お互いが納得できるまで話し合いを続けてきた46人。それはきっとかけがえのない時間です。
これまでも、これからも、きっと演劇部の生徒たちは、自分たちの”今”を大切にして、作品づくりをしていくのだと思います。

そして、ここまで活動を続けてくれた3年生たち。
3年生たちが、”自主公演やろうよ”と決断してくれたから、こうして実現できました。3年間、本当にお疲れさまでした。

最後になりますが、ご来場くださった皆さま、さまざまな場面で生徒たちをサポートしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
まだまだ続く生徒たちの青い今を、どうぞこれからも温かく見守っていただけますと幸いです。


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