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22期生モノローグ『自画像』公演【いわき総合】

1月28日(火)放課後、演劇演習室にて、芸術・表現系列(演劇)第22期生
モノローグ『自画像』の公演を行いました。

自画像公演チラシ

この公演は、系列演劇2年次生たちの初めての舞台であり、1年間の集大成でもあります。
自画像公演は、それぞれが自分と向き合い、1人で舞台に立って、自分自身を表現します。
今の自分を表現するためには、自分自身の過去や、これまで関わってきた他者とも向き合うことが大切です。
そして、考えたくないなぁと思うようなことにも、向き合う必要が出てくるかもしれません。

生徒たちは、10月ごろから自分自身について考え始めました。
自分の好きなことは?
子どものころの自分は?
今悩んでることはなんだろう。
さまざまな視点から自分自身について考え、掘り下げていきます。

教員たちとも対話を重ね、より自分について深く考えていきます。
自己を開いて、観客の前で作品を発表することは、簡単なことではありません。しかし、生徒たちは粘り強く、最後まで自分自身のことを考え続けました。

そうして本番が近づき、22期生7名は自分の現在地を作品にし、表現しました。


リハーサルで最終調整をします。
舞台監督を中心に、会場づくりを行います。
演劇部、系列3年次生がお手伝いにきてくれました。
後輩のためならと全力で準備をしてくれる3年次生たち。
演劇部も力を発揮!
会場までの校舎内もアレンジ。
3年次生たちがウェルカムボードを描いてくれました!

準備も整い、たくさんの仲間に支えられながら、公演が始まりました。
それぞれが時間をかけて紡いできた言葉、一つ一つをお客さんに届けます。

7人それぞれの作品。"今の自分”をしっかり伝えられましたか。
お世話になった演習室の床をきれいに掃除します。

公演後は、2,3年次生みんなで振り返り。
3年次の先輩方から言葉を受け取ります。
一年前に同じ舞台に立った先輩からの言葉は、きっと2年次生たちに響いたと思います。
"公演が終わっても、自画像は終わりじゃないよ。"
"まだ一年しか経ってないけど、やってよかったと思う。"
そんな3年次生の言葉に、胸が熱くなりました。

公演後の振り返りの時間。

22期生7人は、今回の自画像公演を通して、自分自身のことを考え、掘り下げ、表現することができました。
お互いのことも、たくさん知ることができました。
でも、先輩たちが言うように、ここからがスタートです。
きっとこれからも悩むだろうし、立ち止まることもあるかもしれません。
でも、自分自身と向き合い、考え続けていくことが大切なんだと思います。

最後に、生徒たちを支えてくださった皆さま、ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。
22期生は新たなスタートラインに立ち、次のステージへと向かっていきます。
どうぞよろしくお願いいたします!