系列演劇『常盤樹祭』発表を終えて【いわき総合】
令和6年10月26日(土)、27日(日)
3年に一度の公開文化祭、『常盤樹祭』が開催され、芸術・表現系列(演劇)では、2,3年生によるストリートダンスの発表、3年生による日本舞踊の発表を行いました。
系列演劇では、演劇の授業はもちろんですが、ストリートダンス、モダンバレエ、日本舞踊といった舞踊の授業もあり、それぞれプロの先生方にご指導いただいています。
舞踊の授業は、個人個人の技術向上が目的ではありません。
簡単にできない課題に対しても、皆で相談し、助け合い、向き合うことが大切だと思っています。
今回の文化祭に向けても、先生方のご指導のもと、全員で協力して練習に励んできました。
リハーサルも念入りに行います。
いよいよ本番。
まずは日本舞踊の発表です。
今回は、元禄時代の華やかな踊りを表現した『長唄 元禄花見踊り』と、一糸乱れぬ踊りが特徴の『民謡 相川音頭』を披露しました。
当日は、着付けの先生も来てくださり、素敵な着物を着て発表することができました。
講師の先生が授業の中で、
「自分が楽をしていては、美しい踊りにはならない」
とよく生徒たちに伝えてくれています。
生徒たちは、基礎からしっかり練習をし、美しく表現できるよう、毎時間頑張っていました。
その頑張りもあり、当日は楽しく踊りを披露することができました!
続いては、ストリートダンス。
こちらは、2,3年生合同での発表となります。
講師の先生が振付をした踊りだけでなく、自分たちで創作したり、ソロを踊ったりもします。
みんなでたくさん相談しながら、あきらめずに創作していた姿が印象的です。
文化祭までの期間、悩んだり、行き詰まってしまったりすることもありました。しかし、講師の先生方がいつも温かく見守ってくださり、生徒たちも粘り強く向き合い、こうして本番を終えることができました。
そして、生徒たちは、先生方の踊りに対する姿勢や作品創作への思いを感じながら、この期間を過ごしました。
こうしてたくさんの大人たちと関わり、系列の皆と作品を作って感じたこと、考えたことが、生徒たちのこれからにつながっていくのだと思います。
文化祭を終えてまた成長した生徒たち。
次の目標に向かって頑張ります!
講師の先生方、発表を観に来てくださった皆さま、
本当にありがとうございました。