「浸水土砂災害避難訓練」と「防災講話」を行いました。【いわき総合高校】
10月12日(木)、防災意識の高揚、土砂災害警報発令時の対応と避難経路の確認等を目的に、「浸水土砂災害避難訓練」を実施しました。
本校周辺の一部はハザードマップの土砂災害警戒区域に指定されています。また、本校の目の前には宮川が流れており、すぐそばには新川との合流地点もあります。浸水被害を受けやすい地域でもあります。実際、9月8~9日にかけての台風13号の際には、宮川の上流域が氾濫し、内郷地域に多大な被害をもたらしました。本校でも、グラウンド一面が雨水で覆われ、グラウンド周辺の部室は数十センチ浸水し、生徒昇降口が使用できないことになってしまいました。
浸水土砂災害を想定して、今回は、初めて全校生徒が北校舎から南校舎の2・3階へ避難して、安全な避難場所への経路を確認をしました。生徒たちは、担任の先生からの説明をよく聞いて、真剣にのぞむことができました。
避難訓練を行った後に、第一体育館へ移動して、防災講話実施しました。いわき市危機管理部災害対策課より講師として阿部佑太郎さんをお招きし、『土砂災害から身を守るために』と題して講話をいただきました。
講話の最後には、「自分の身は自分で守る」のはもちろんのこと、災害時に地域社会で高校生に求められる役割が大きくなっていること、自助・共助の取り組み等についての話もありました。
講師の先生には、お忙しいところご講話いただきありがとうございました。
本校の家庭クラブの今年度のテーマは「より輝くSOGOをめざして~防災から始まる私たちの絆プロジェクト~」で、防災について研究しています。家庭クラブの生徒が、実際に自分たちで歩いて、洪水の際の避難経路を動画にまとめてくれました。いざという時に備えて、動画をみておくとスムーズに避難できると思います。是非ご覧ください。